npm とは何か?

npm(Node Package Manager)は、Node.js のためのパッケージ管理ツールです。Node.js をインストールすると自動的に一緒にインストールされます。

「パッケージ」とは、誰かが作って公開したコードのまとまりのことです。npm を使うと、世界中の開発者が作った便利なパッケージ(ライブラリ・ツール)を簡単にインストールして使えます。

📌

例え話:npm は「アプリストア」のようなものです。アプリストアからアプリをインストールするように、npm から開発ツールやライブラリをインストールできます。

パッケージのインストール

グローバルインストール(-g)

システム全体で使えるツールをインストールする場合に使います。

# Claude Code のインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

# TypeScript コンパイラのインストール
npm install -g typescript

-g--global の省略形です。インストールしたコマンドはどのディレクトリからでも使えます。

ローカルインストール

特定のプロジェクトだけで使うパッケージをインストールする場合です。

# プロジェクトフォルダに移動してから
cd my-project
npm install express

ローカルインストールすると node_modules フォルダにパッケージが保存されます。

package.json とは

package.json は、Node.js プロジェクトの設定ファイルです。プロジェクト名・バージョン・使用するパッケージの一覧などが記載されています。

{
  "name": "my-project",
  "version": "1.0.0",
  "description": "私のプロジェクト",
  "scripts": {
    "start": "node index.js",
    "dev": "node --watch index.js"
  },
  "dependencies": {
    "express": "^4.18.0"
  },
  "devDependencies": {
    "typescript": "^5.0.0"
  }
}

package.json を作る

# 対話形式で作成
npm init

# 全てデフォルト値で作成(-y = yes to all)
npm init -y

package-lock.json とは

npm install を実行すると、package-lock.json が自動生成されます。これは「その時点でインストールされたすべてのパッケージの正確なバージョン」を記録するファイルです。

チームで開発するとき、このファイルをリポジトリに含めることで全員が同じバージョンのパッケージを使えます。

よく使う npm コマンド

コマンド説明
npm installpackage.json に記載されたパッケージを全てインストール
npm install パッケージ名特定のパッケージをインストール
npm install -g パッケージ名グローバルにインストール
npm uninstall パッケージ名パッケージを削除
npm updateパッケージを更新
npm listインストール済みパッケージを表示
npm run スクリプト名package.json の scripts を実行
npm --versionnpm のバージョン確認

npx とは

npx は npm に付属するコマンドで、パッケージをインストールせずに一時的に実行できます。

# グローバルにインストールせずに実行
npx create-react-app my-app

# serve パッケージでファイルを一時的にサーブ
npx serve .
💡

Claude Code Academy のプレビューサーバーも npx serve を使っています。インストール不要で便利なコマンドです。

この記事のまとめ
  • npm は Node.js 付属のパッケージ管理ツール(アプリストアのようなもの)
  • -g オプションでグローバルインストール(どこからでも使える)
  • package.json はプロジェクトの設定と依存パッケージを管理するファイル
  • npm install でパッケージを一括インストール
  • npx はインストールせずにパッケージを一時実行できる