こんにちは、群馬県高崎のブランディング&Web制作会社のmotiveです。

今回は川崎市の二子新地にある「台湾料理formosa(フォルモサ)」様の飲食店サイトの制作および、Shopifyを使ったオンラインストア構築の事例をご紹介します。

台湾料理formosa(フォルモサ)
https://formosa2015.com/

あなたにとっての台湾でありたい。

今回のプロジェクトで最も重要な要素は冒頭の画像にもあるこのタグラインです。
この一文によってformosaらしさが表現できたと思っております。

オーナー様は台湾出身で日本に帰化された方で、台湾の味や文化、そしてコミュニケーションをとても大切にしています。そのため本場の味に相当こだわっていて、ラインナップも現地で愛される庶民的な料理が中心です。

台湾の朝食の定番「ダンピン」

今回のプロジェクトはいかにこのformosaらしさを伝えられるが重要と考えました。

台湾好きな日本人はたくさんいます。そういった人たちは足繁く台湾に通ったり、国内の台湾料理店を巡ったりします。その内に料理だけでなく、微妙な違いの好みを探求し、さらには台湾の文化へとハマっていきます。

formosaもそんな台湾ファンのみならず、日本に在住の多くの台湾人からも支持されています。

みなさん、ここにくるとホッとするようです。
目を瞑ると、台湾の味・ニオイ・喧騒が目の前に思い出されるのかもしれません。

懐かしの台湾料理を口に含み「そうそう、これこれ」心のなかでうなずくように。

そんなコアな台湾ファン、日本在住の台湾の方々にとって「わたしの記憶の台湾」と思ってもらえることがこのお店の価値だなと考え、この「あなたにとっての台湾でありたい。」をタグラインに設定しました。

プロジェクト初期の段階にこのタグラインを開発して、オーナー様にお披露目したところ、これまで言語化できなかった思いが形になったと、とても感動してくださいました。

このタグラインは開発コンセプトにもなり、ここからのサイト設計、デザインはとてもスムーズにすすみました。

Shopifyを使って公式サイトを構築

21年10月の公開時点では、まだオンラインストア機能は公開していませんが実はこの飲食店のWebサイトは、カートシステムのShopifyを使って構築しています。

一般的に飲食店などの公式サイトはサーバーを借りて、そこにWebサイトを公開します。

オリジナル商品を販売している場合は、別でオンラインストアを立ち上げてそこにリンクさせるのが多いかと思います。

しかしこの分断されたユーザー体験は本質的ではないと思っています。

お店で食べるというのはサービスを利用する上で、あくまでも手段の一つでしかなく、取り寄せてお家で食べる、誰かにプレゼントするというのも、このお店の利用の仕方です。

つまりこれらの体験は分断されるものではなく、1つのWebサイト内で完結できることが望ましいと考え公式サイトとShopify(オンラインストア)を一元化しました。

ロゴ制作

今回サイトの立ち上げに伴い、ロゴも刷新しました。

これまではファストフードぽい少し可愛らしいロゴでしたが、より信頼感や台湾らしさ、お店が目指す雰囲気に合わせて制作しました。

撮影

本プロジェクトでは実際の店舗で撮影も行いました。

おわりに

このお店の台湾料理はお世辞抜きに本当に美味しいです。味付け、香り、口に残る余韻全てが「そうそう、これこれ」と思える台湾料理が食べられます。オーナーが台湾出身ということももちろんありますが、ご自身も台湾料理が大好きで、自分が食べていた味、好きだった味を再現するためにかなりの試行錯誤をされているようです。

美味しい台湾料理を提供するだけでなく、台湾と日本を結ぶ文化拠点のような場を無意識に作られているのがとても素敵だと思います。今の時代、消費者にとって美味しいは当たり前で、それにプラスして付加価値(ストーリーや思い、別の機能)を提供することが選ばれるサービスの条件だと思います。

お店情報

台湾料理 formosa(フォルモサ)

〒213-0002 神奈川県川崎市高津区二子2丁目15−7
TEL:050-5847-7248

https://formosa2015.com/

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motiveはブランディングとマーケティングによる本質的な視点で、 お客さまのビジネスの社会的価値を高めることを目的とした、群馬県高崎市のWEBサイトの企画・制作・運用をする会社です。 情緒的な想いやビジョンをカタチにし、 その価値を世の中へ届けます。

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