やっぱり口だけではブランディングにはつながらない
こんにちは、群馬県高崎のブランディング&Web制作会社のmotiveです。
以前「ブランディングは生き様だ」といった趣旨の記事を書きましたが、今回は生き様は言うだけではなく行動が伴って初めて価値が生まれるという話について書いてみたいと思います。
おさらい、ブランディングとは生き様である。
以前こちらの記事でブランディングとは生き様であるという話をしました。
差別化された強みを訴求し続けることがブランディングと勘違いしがちなのでこの記事を書きました。
ブランディングとは企業やサービスの使命や、パーパスと言われる存在意義によって突き動かされる行動や活動の総称です。
例えば「子育てママがもっと楽しく輝ける暮らしを。」という使命感をもった美容室があった場合、髪を切ること自体は単なる営利活動で、子育てママが楽しく輝ける暮らしを支援する活動がブランディングです。
口だけでは誰も付いてこない
いくら「子育てママがもっと楽しく輝ける暮らしを。」と言い続けても、「じゃ実際にどんなことやっているの?」と問われた時に「ママさんをターゲットするための単なるキャッチコピーです」程度の回答であれば白けてしまいますよね。
例えば髪を切る以外にも「子どものためのカット講座」や「カット中の買い物サービス」「育児疲れを癒やすヘッドスパサービス」などやってます!と言えたら口だけじゃないね!となるかと思います。
政治に例えるとブランディングとは、マニフェストを掲げてそれを有言実行していくことであります。
口だけは結局、逆効果
先ほどの例えからも分かる通り、「子育てママがもっと楽しく輝ける暮らしを。」と言うだけだったらすぐに見透かされ全てが嘘くさく見え、誰からも信用されない自体になっていくでしょう。
自分たちで大々的に「私たちは髪を切るだけが仕事ではありません、ママさんの幸せを想う美容院です」と言い続けるも消費者は冷めてしまいます。もちろん、訴求の仕方によってはターゲットであるママさんに響く可能性はありますが、これを言うよりも実際に何をしているのか背中で語るくらいのほうがよっぽど信頼につながると思います。
価値は感じることが大事
ブランドは言葉で作られるものではなく、顧客の頭の中、心の中に作られます。これは理屈ではなくその人の感性そのものとも言えます。そのためブランドは顧客がそれに触れて、体感して、消費して初めて作られます。このことを常に意識するだけで、ブランディングとは単なる宣伝活動ではないということが理解しやすくなると思います。
お気軽にご相談ください
いかがでしたでしょうか、ブランディングとは一見捉えづらいものではありますが、生き様とその活動実態として認識すると何をしていくべきか、逆に何が足りないかといったことが見えてくるかと思います。
motiveではお客様のビジネス課題をマーケティング、ブランディング、そしてクリエイティブの力で解決します。
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