WEB担当者になったら何をすればいいのか分かりやすく解説
こんにちは、群馬県高崎のブランディング&Web制作会社のmotiveです。
今回はWEB担当者に任命された、もしくは自らで自社ホームページを良くしていこう!という方に、ホームページを運営していくために何をしていくべきかを分かりやすく紹介します。
ホームページの目的を明確化
ホームページを良くしていく上でまず必要なのが「ホームページの目的」です。
ただ会社のホームページを見てもらえればいいわけではなく、ホームページを見てどんなアクションを起こして欲しいか?それが目的になります。
例えば、お問い合わせして欲しい、資料請求して欲しい、見学会に申し込んで欲しい、購入して欲しい、など会社やサービスごとに求める成果は異なると思います。まずはこの売上につながる前段階の、有力な見込み顧客を獲得する手段を検討するのが分かりやすいでしょう。
ホームページの現状を把握する
続いてホームページのアクセス解析を行います。アクセス解析とは、ホームページの定量情報の把握で、どのくらいの人がホームページを見ている、どのページをよく見ている、お問い合わせは月に何件で、アクセスしてきた人の何%がお問い合わせをしてくれているなどの数字の把握です。
これらの数字を知るには、Google社のアクセス解析ツール「Googleアナリティクス(無料)」がホームページに埋め込まれている必要があります。
Googleアナリティクス
Google
Google アナリティクスを使うと、広告の投資収益率を測定して、Flash、動画、ソーシャル ネットワーク サイトやアプリケーションを管理できます。
もしGoogleアナリティクスが設置の有無や設置方法が分からない方は、当社で簡単に確認や設置も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
第三者目線でホームページを使ってみる
定量的な分析が終わりましたら、続いて定性的な分析になります。自社ホームページを見込み顧客になった気持ちでホームページを実際に使ってみることです。
見込み顧客はどんな情報を探していて、どんな情報が見つかれば満足なのか、緊急度はどのくらいなのか、といったように見込み顧客になりきって自社ホームページを使ってみてください。
すると様々な課題が間違いなく見えてきます。分かりづらい、使いづらい、見つからない、イライラする、うさんくさい、など些細なことでも感じたことをメモしていってください。
課題に優先順位をつける
目的と定量・定性面からホームページの現状把握、分析できたら次に課題を抽出し優先順位をつけます。
目的へのアクション導線の最適化
まず最も大事なホームページの目的を達成するための動線が存在するか、それが分かりやすいかです。
例えば資料請求が目的であれば、分かりやすい箇所に資料請求へのボタン※があるか、そもそも資料請求フォームがあるかです。これは見込み顧客獲得直結するので最優先で検討したい課題です。
※CTA-Call To Actionとも呼ばれます
ホームページが使いづらい
緊急度が高かったり、自社しか解決手段がない(競合が少ない、ニッチな商材)ような場合は、ホームページが多少使いづらくても、ユーザーは我慢して(しょうがなく)目的を達成しようと試みますが、しかしほとんどの場合において、ホームページが使いづらい、分かりづらい、見つからないなどの使い勝手の悪さは即よそのホームページに流れてしまう要因となりますので、優先度高く設定したいポイントです。
いきなりホームページをリニューアルという話ではなく、既存ページの文章の分かりづらさの解消や、このページからこのページにリンクしてあげたら親切だよね、といったように今すぐできるところから着手してくと良いと思います。
集客する
アクセス解析をしてみたら全くホームページが見られていないということはあるあるです。ホームページは見られと意味がないのでホームページに人を呼び込むための施策をしないとなりません。
ホームページのわかりやすさの改善の前に集客をしても、機会損失を招くのでまずはホームページのわかりやすさの改善を優先度上げて、集客に力を入れた方が良いと思います。
ホームページの集客方法は主に3つ、1.SEO、2.WEB広告、3.SNSなどがあります。詳しくは下記関連記事をご覧ください。
ナーチャリング(見込み顧客育成)
ホームページにがそこそこ見られていて、お問い合わせもそこそこあるけれど、その後の歩留まりが悪いようなケースはあるかと思います。これは単純にその後の営業力などもありますが、見込み顧客のモチベーションにミスマッチが起きている可能性もあります。そんな時は見込み顧客の購買意欲を高めて、ホットな見込み顧客に育てるナーチャリングという考え方があります。
このための有効な手段はメルマガやSNS、セミナーなどのコミュニケーションです。例えばまだお問い合わせをするほどではないけど、サービスが気になるというケースは、一旦資料請求をはさみ、見込み顧客とつながったらメルマガを発行し自社の魅力をもっと知ってもらい、購買意欲を高める、これと同じようにセミナーや見学会の開催、SNSを通してもっと知ってもらい、興味がより高まった状態でいざ、お問い合わせや営業のアプローチをかけることで歩留まりを高めることが可能になるでしょう。
カスタマーサクセス
ホームページは見込み顧客のための情報を提供することが多いですが、既存顧客にとっても有益であることで、顧客満足を高め利用継続やアップセルにつなげることが可能になります。
そのために必要なのがカスタマーサクセスという考えです。カスタマーサクセスとは簡単に言うと、顧客が求めている成果の獲得に企業が最大限サポートすることです。
例えば、ダイエットのために健康器具を買ったけれども、うまく使いこなせなくてやめてしまった、その結果求めていたダイエットに失敗した。この離脱を防ぎダイエットを成功に導くのがカスタマーサポートです。
健康器具の使い方をただ説明書で説明するのではなく、よくある質問や、使い方動画、この器具を使ってダイエットに成功した人のインタビューなどを掲載しモチベーションを高めダイエットに成功に導きます。
ダイエットに成功したユーザーはこの企業へのロイヤルティも高まり次の製品に手を伸ばすことでしょう。
お気軽にご相談ください
いかがでしたでしょうか、まずは課題の抽出から優先順位を付けて、着手できるところから進めていくと良いと思います。元々のホームページの作りが良くない場合はガラッとリニューアルしたほうが効率がよい場合もありますので、お気軽に相談してみてください。
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