ブランディングを始めるにはまず、社会的役割の表出から。
こんにちは、群馬県高崎のブランディング&Web制作会社のmotiveです。
今回はmotiveのブランディングについての考え方を書かせていただきます。
ブランディングは一言で言うと「品質の保証」
ブランドを見ただけで「間違いない」と認識してもらうことで、優位性や競争力を高めるのが狙いです。
この認識(ブランド知識)を獲得するには地道な地道な努力が必要になります、これがいわゆるブランディング(BRAND + ing)ですね。
そもそもブランディングは、自分たちが何者なのか(アイデンティティ)を自覚し、誰に何をどう伝えていくのかを定義できて初めて実行することができます。
この最初の設計の段階が最も重要でセンスが問われる部分でもあります。
この設計に関してのmotiveのベースとなる考え方は「サービス価値の向上と、社会的役割の表出」と捉えています。
サービス価値の向上について
まず「サービス価値の向上」はブランディングをすることで、これまで100円しかなかった価値が200円、1000円で売れるようになることだったり、消費者に1しか感じてもらえてなかった価値を10にするなどの意味合いです。
社会的役割の表出について
そして「社会的役割の表出」は、会社やサービスに社会的役割を持たせることです。現代の事業活動においてはこの社会的役割が最も重要だと考えます。
これまでは良い物やサービスだけで消費者は選んでいましたが、今の時代はさらに「その企業・サービスの価値観に共感できる」ことが購買行動において重要な比較検討材料、もしくは顧客ロイヤルティ(愛着・信頼・好意度)を獲得する要因となります。
そのために社会的役割や社会や顧客への約束(ブランド・プロミス)を設定する必要ががあります。
先ほど「社会的役割の”表出”」という表現をしましたが、そもそもどんな企業や事業にも気がついてない、もしくは意識していないだけで、この社会的役割があります。
その表に出てこないだけで皆が持っている社会的役割を、この設計段階に置いて表層に引っ張ってくるのがmotiveの役目と考えています。
逆に言うと持っていないブランド要素を表には表せないという意味でもあります。
ピントを広げて見てみよう
「うちは○○売ってる(作ってる)だけだから・・・」と取引の部分しか見ていないケースがよくあります。
しかしピントをより広くしてみると様々なことが見えてきます。
有名な例で言うと、「ドリル買う人はドリルが欲しいのではなく、穴が欲しい」ということです。
もっと言うと、穴ではなく自作のベンチが欲しい、さらにもっと言うと、そのベンチでくつろぎの時間がほしい、さらにさらにもっと言うと、くつろぎの時間を通して世界が平和になるアイデアを考えたい・・・。
こうやって、顧客が商品の先にある、手に入れたいことを想像していくと、本質的な価値が見えていきます。
ここで言いたかったことは、あなたの仕事は必ず何かを実現するための通過点であるということです。
その何かを作り出すことが社会的役割であり、ブランドの使命と言えます。
ジョージアのCMの秀逸なコピー「世界は誰かの仕事でできている」に近い考え方ですね。
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